【入門編】Creepy Nutsはこれから聴こう!
どうも「はたらくラッパー」MUKAIです。
「営業マン×ラッパー×ブロガー」として日々楽曲制作や情報発信を行っています
さて今日は「Creepy Nuts」のおすすめ楽曲を紹介します!
「フリースタイルダンジョンでR-指定は知ってる」
「最近色んなフェスでCreepy Nutsの名前を見るけど聴いたことはない」
そんな人はぜひこの記事を読んで曲を聴いてみてください!
最初に言います。今一番勢いがあるアーティストです。
Creepy Nutsとは?
まずはCreepy Nutsについて簡単に紹介します!
MCバトル日本一のラッパー「R-指定」とDJバトル世界一のDJ、「DJ 松永」による1MC1DJのHIP HOPユニット。
業界屈指のスキルを持つこの2人だからこそ実現できる唯一無二のライブパフォーマンスは必見。
(公式HPより)
「日本一のラッパー」×「世界一のDJ」という漫画みたいなタッグです。
これだけを見ると「あー、なんか凄腕のえらそうな感じなんかな」と思うかもしれませんが、そんなことは一切ありません!
R-指定さんはいつも低姿勢で謙虚ですし、DJ松永さんは最初から有頂天なのです。
つまり彼らは実績を積み重ねる前からそのスタンスなのです。
それが彼らの魅力でありHIPHOPPERたる所以なのです。
MUKAIのイチオシポイント
僕は最近一番好きなアーティストはと聞かれたら真っ先にCreepy Nutsと言います。
そんな僕が一番好きな点は、自分の弱いところを認めた上で立ち向かっているということです。
僕がHIPHOPが好きな理由は「持ってるやつに持ってないやつがたまには勝つ」からです。
(RHYMESTER「ザ・グレート・アマチュアリズム」より)
つまりイケてないやつでも、弱いやつでもラップ一本で、トラック一本でのし上がれる、対峙できるという世界なのです。
そんな音楽は聴いている人に勇気や力を与えてくれます。
それが僕がHIPHIPを聴く理由で、自分もラップする理由となります。
それを今最も体現しているのが彼ら「Creepy Nuts」だと思うのです。
【入門編】おすすめ5曲!
それではここからCreepy Nutsのおすすめ5曲を紹介していきます!
今回は入門編ということで代表的な5曲を選びました。
合法的トビ方ノススメ
まずは代表曲「合法的トビ方ノススメ」
おそらくこれか「助演男優賞」は聴いたことがある人が多いでしょう。
YouTubeのMVの再生数は1100万回を超える超ヒット曲と言えます。
(バケモンですね・・・)
耳に残るトラックとHOOKが印象的なまさしく「トベる」曲です。
LIVEでも超盛り上がる、まさしくCreepy Nutsの代表曲。
HIPHOPは危ない世界じゃない、合法的に楽しめることを証明してくれます。
助演男優賞
お次は助演男優賞。
上の「合法的トビ方ノススメ」に次いで人気曲です。(YouTubeのMV再生回数は600万超)
こちらは彼らのスタンスをよく表した曲で、自分たちは主演ではなく助演、でも主演になりたいといった気持ちが込められた曲です。
これこそが上で書いた「自分の弱いところを認めた上で立ち向かっている」スタイルと言えます。
「合法的トビ方ノススメ」が「音楽的の力」を歌ったと云うなら、「助演男優賞」は「キャラクター力」を表した曲と言えます。
お気に入りフレーズ
立って黙って歌ってるだけでも絵になる奴らを蹴散らすVerse
この逆恨みと復讐のスタンスがとてもいいですよね。
自分がダサいからこそラップでなぎ倒すという気持ちが大好きです。
よふかしのうた
オードリー春日さんが住んでいた「むつみ荘」で撮影をして話題になったのがこちらの「よふかしのうた」のMV
この記事を書いている現在(2019年11月)の最新の曲となります。
彼らの夜の生活(主にラジオや音楽)について描かれています。
MVにはリトルトゥース必見のネタが散りばめられているみたいなのでオードリーファンの方はぜひ見てみてください。
ちなみに僕は最近オードリーさんのANNを聴き始めたぐらいなのでそこまでわかりませんでした…
曲はとてもキャッチーですぐに歌いたくなります。
早くLIVEで聴きたい…(東京公演参戦予定)
お気に入りフレーズ
だけどお前は決して誰も責めない
お前は決してなにも聞かない
おせっかいな陽の光と違い俺を正さない
深夜ラジオのことをこうやって表現する人を初めて見ました。
こう聴くと素晴らしきろくでなしたちが集まる深夜の世界もいいなあと思えます。
ちなみに彼らはオードリーさんやたりないふたり(オードリー若林さんと南海キャンディース山里さん)のラジオのヘビーリスナーで、彼ら自身のラジオをとても面白いです。
お時間が許す限りぜひ聴いてみてください。
後悔させない面白さが溢れています。
トレンチコートマフィア
お次は彼らのルーツを表している曲です。
メジャーデビュー前の曲ですが、非常に人気があります。(ファン投稿のMVが240万回再生されるほど!)
彼らのルーツ。つまりそれは「ルサンチマン」
ルサンチマンとは主に弱者が強者に対して「憤り・怨根・憎悪・非難」の感情を持つことを言います。(Wikipedia)
言い換えると「反骨精神」や「復讐心」とかですかね。
学校でイケてないグループ(スクールカースト下位)の彼らが上位の人たちに対して抱く感情をこれほどかというぐらいかっこよく歌っています。
まさしくCreepy NutsのHIPHOPの精神が現れている珠玉の一曲です。
お気に入りフレーズ
流れ流れたどり着いた
足手に纏わり付いた
あの時の想いを拭い去るように
武器を手にし歩き出す
We are トレンチコートマフィア
ここが最もルサンチマン精神が現れていると個人的には思います。
イケてない自分が立ち上がるためには武器を持って立ち向かうしかないのだと思わせてくれます。
生業
最後は毛色が全く違う、いい意味で裏切ってくる作品です。
これまでの曲はみんなが一聴してハマりやすいキャッチーなわかりやすいものだったのですが、こちらはただただラップをするだけの超タイトな曲です。
64小節ひたすらにラップをします。
サビも間奏もなく、ただラップをしています。
その中身は彼らのラッパー・DJとしての威厳を表した非常に力強い内容となっています。
HIPHOP代表として他ジャンルのフェスやバラエティー番組など幅広く活躍するCreepy Nuts
そんな彼らの活動を快く思わないアンダーグラウンドのラッパーたちもいるでしょう。
ただそんなDisにも負けない彼らの強さがこの曲に存分に現れています。
「どこに出されてもI’m a Rapper」と歌うようにただ彼らはラップをしているだけ。
芯は変わらず、信じたことを続けて結果を出し続ける強さが感じられます。
努力する全ての人を奮い立たせてくれる、Creepy Nutsの魂がこもった一曲です。
今のシーンで彼らほど戦っているHIPHOPアーティストはいないでしょう。
お気に入りフレーズ
てめえが必死に考えたそのブランディングもファッションも
テキトーな格好のダッサい男が
僅かワンバースで消し去ってやるよ甘い幻想
これほど他のラッパーを圧倒できるフレーズがあるだろうか。
これが本当にかっこいいから困るのです。
これからも彼のラップはワンバースで幻想をぶっ潰し続けてくれそうです。
まとめ
今回はCreepy Nutsの入門として代表的な5曲を紹介しました!
・合法的トビ方ノススメ
・よふかしのうた
・トレンチコートマフィア
・生業
まだこれらの楽曲を聴いたことがない人はぜひ聴いてみてください!
YouTubeにも楽曲はありますし、各種ストリーミングサービスにも登録されています。
CDにはラジオが収録されていたりするのでそちらもぜひ手に入れてみてください!
次回はここで紹介した以外のおすすめ曲などを取り上げたいと考えています!
ぜひお楽しみに。
それではまた!
「はたらくラッパー」MUKAIがお届けしました。