KREVA入門編【まだ間に合う】
日本のHIPHOPシーンで頂点に君臨し続ける存在「KREVA」
いや、彼はとっくにHIPHOPシーンを超えて、その領域を拡大してくれています。
まさしく「王者」です。
HIPHOP好きであればKREVAさんをチェックしている人は多いと思いますが、今日は「KREVAって名前は知ってるけど曲はあまり聞いたことがない」という人に向けて、MUKAIのおすすめ入門曲を紹介したいと思います。
2019年にはソロデビュー15周年を迎えましたが、まだ間に合います!
この機会にKREVAさんにどっぷりハマってください!
KREVA入門編
今回は入門編ということでキャッチーで入りやすい曲を5曲ピックアップしました。
ポイントも紹介しているので気になった曲をぜひ聴いてみてください!
1.イッサイガッサイ
まずは夏にぴったりのこちらの曲から。
おそらくKREVAさんの曲で最も有名な曲だと思います。
初めて聴く人はぜひこちらから入ることをおすすめします。
わかりやすいサビや、歌詞の組み立て方なのでとても聴きやすいです。
二番の曜日のくだりなんかは一緒に歌いたくなります。
★お気に入りフレーズ★
今年は何かしたくて毎日二人はそわそわしてる
この身も心も焦がしてる
イッサイガッサイ飲み込んで
やっぱりサビが最高です!
2.音色
イッサイガッサイで「お、いいかも」と思えたらぜひそのまま「音色」を聴いてください。
こちらはイッサイガッサイより前に出ている曲ですが、KREVAさんの初期を知る上ではとても重要な曲になります。
ここまでストレートでキャッチーな(HIPHOPに対する)ラブソングは珍しいと思います。
当時のHIPHOPシーンでここまでポップに歌い上げるアーティストも少なかったのでより注目を浴びたのではないでしょうか。
2019verも出てますがせっかくなのでこの温かみのあるビートを聞いて欲しいので初期の曲を選びました。
★お気に入りフレーズ★
まるで円盤に乗った宇宙人
気がつきゃ夢中になって
お前にだけ悩み事も 固い事も
話しとこうって思う
「円盤に乗った宇宙人」とはまさしく海外のレコードから流れるHIPHOPのことですね。
そして「宇宙人」「夢中に」で韻を踏んだ後
「悩み事」「固い事」「話しとこう」と続けて踏んでいくのも素晴らしい流れだと思います。
KREVAさんは本当に綺麗に韻を踏んで最高の繋げ方をするので、初めて聴く人はぜひ韻にも注目してみてください!
3.OH YEAH
お次はもっとポップな曲をどうぞ。
ラブソングっぽさはなく、ラップの陽気さが伝わる素晴らしい一曲です。
ラップはこういう元気さや明るさが似合うよね、と思わせてくれます。
カラオケで歌いたくなっちゃうぐらいのノリの良さがあります。
★お気に入りフレーズ★
つまらないことばっか
いや、んなこたないって思いたいじゃない
サビの最初のフレーズですが、こんなにストレートに頷ける歌詞ってなかなかないと思います。
KREVAさんのポジティブさ、向上心が伝わるフレーズです。
4.Na Na Na
OH YEAHのポップさとは変わって、背中を強く押してくれる一曲です。
今回紹介する曲の中ではKREVAさんらしさが一番詰まっている曲だと思います。
KREVAさんは自ら「ミスター向上心」と名乗るほどの上昇志向を持った方です。
その一面が色濃く出てるのがこの「Na Na Na」です
初めて聴いた時は思わず泣いてしまいました。
それぐらい自分の背中を押してくれるし、力強さを感じられます。
★お気に入りフレーズ★
栄光の日々をベーシックにできるように
音を上げず 腕を上げる
そんな自分に胸を張れる
慢心せずに上を目指す、そんな自分を誇ろうという意思が伝わる大好きなフレーズです。
簡単な韻に感じるかもしれませんが、一貫した意味があるのがやはり素晴らしいと思います。
無理に韻を踏むのではなく、きちんとした流れの中に韻が置かれている。
この美しさが堪りません。(マニアックですみません!)
5.基準
さてここまで聴いたあなたなら「KREVAってなんかポップな感じでラップをする人か」と思うでしょう。
この記事を書いている途中まではそれでもいいかと思ったのですが、やはり彼のタイトなラップも感じて欲しいので最後はこちらの「基準」を選びました。
(本当は「神の領域」にしたかったのですがYouTubeにMVがなかったので基準にしました)
まずトラックからこれまでの曲と一線を画していますよね。
首を縦に振りたくなるタイトなビートです。
そして始まるKREVAさんの超絶なラップ。
そうです。これが彼の凄さなのです。
特に中盤からの「全然違う全然違う~」からはスピードもアップしてさらにラップスキルが増しています。
初めて聴いた時は思わず「おおおお!」と唸った記憶があります。
★お気に入りフレーズ★
違いがわかる男女が増えれば
未来は変わるちゃんと
これが誰に向けての言葉なのか真相はわかりません。
おそらくは他のラッパーやラップっぽいことをやっているアーティストに向けての言葉なのではと思っています。
これが収録されている「GO」のライブツアーでは、「MCなしでひたすらラップする」と宣言していたことから当時のKREVAさんは「ラップ」ということにこだわりがあったと思います。
そういった意味もあり、この曲は彼のスキルの高さと決意を表したキラーチューンになっています。
ただ恐ろしいことに、最近出た「神の領域」という曲はこれを上回るラップスキルが惜しげも無く発揮されています(MUKAI調べ)
ストリーミングなどでも配信されていると思いますのでぜひ聴いて欲しい。本当に。
まとめ
今回はKREVA入門編ということで5曲を紹介しました!
1.イッサイガッサイ
2.音色
3.OH YEAH
4.Na Na Na
5.基準
正直……まだまだ紹介したい曲があります!!
ぜひ別のタイミングでMUKAIの全力おすすめ曲を紹介させてください!
その日まではぜひこちらの5曲から漁ってみてください!
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