最初は指標を1つに絞るべき。【初心者が陥る罠】
目標なき行動に意味はない。
最近そう思うMUKAIであります。
・・・いや、意味はないことはないと思うのですが、それでもやはり遠回りしたり効果が薄かったりしますよね。
「遠回りする」と決めてする遠回りはいいのですが、ただ遠くに行ってしまうのはもったいないですよね。
だからこそ、目標を定めましょう。
しかしその時に僕たちトーシロが最も陥る罠
それが「指標が多すぎて何を頑張ればいいか分からない」ことです。
最初は指標を1つに絞ろう。
今回の結論はこれです。
初心者は指標をいっぱい立てがちです。
あれも達成したい、これも達成したいという気持ちが強くなり、色んな指標を立ててしまいます。
その結果あれもこれも追いすぎて成果がイマイチになってしまいます。
何をすればいいかわからなくなるので。
なので、計測するための指標は複数あっていいのですが、自分が目指すべき数字は1つに絞りましょう。
心を鬼にして絞るのです。
そして慣れてきたら少しずつ自分が追う指標を増やしていきましょう。
とにかくまずは1つに絞って結果を出すことです。
それが一番の近道となります。
指標の選び方はゴールから逆算
ではどうやって自分が目指すべき指標を見つけるのか。
それは「ゴールから逆算」で考えましょう。
例えば営業数字を上げたい場合。
まずは最終的な売上を設定します。
そしてそれを分解していきます。
たとえば新規営業だとすると
受注数×単価=売上
となります。
しかし受注数はもう少し分解できます。
受注数=提案回数×受注率
さらに「提案回数」を分解すると
提案回数=アタック数×アポ取得率
と考えることができます。
ここまで洗い出した時に、今の自分にとって課題となっているのがどこかを把握しましょう。
それぞれの項目について、自己評価をつけてみたらきっと分かるでしょう。
わからない場合はぜひ周りの人の意見も聞いてみましょう。
たとえば僕の課題が「提案回数」だとすると、伸ばすべきポイントは「アタック数」か「アポ取得率」になります。
そこで「アポを断られることはあまりないんだよなあ」となれば、僕の改善すべき点は「アタック数」となります。
そもそももっと多くの人にアタックすべきだと分かるので「今月はアタック数をいつもより倍目指そう」といった風に目標を決めることができます。
これが、自分が追う指標を1つにしようということです。
ここで単価や受注数に注目すると自分の注力ポイントが変わってしまいます。
たとえばアタック数を増やしながら受注率も改善しようとすると、手数を増やしながら質も向上しなければいけなくなり、どっちつかずになってしまいます。
なので最初は1つを追って1つずつ改善を積み重ねましょう。
達成状況を見ながらチューニングしていけばいい。
しかしそれでも他の数字が気になることがあるでしょう。
そんな時でも安心してください。
ずっと1つの指標を追わないといけないわけではありません。
上の例では、まずはアタック数を増やすことで、その指標をクリアするとします。
すると次に別の要素の伸び代が出てくるはずです。
そうすればそれを次の目標にして行動を変えていきましょう。
その繰り返しで最終目標の売上という数字がどう変わるのかをチェックしましょう。
やみくもに売上を上げたいと思うよりよっぽど行動を起こせそうじゃありませんか?
まずは1つの指標を追いながら定期的にチューニングをかけましょう。
しかしチューニングを日単位でやるなどはおすすめしません。
なぜなら傾向もわからないまま改善すると方向が見えないことが多いからです。
まとめ
自分の行動をより成果に結びつけるためにはどうすればいいか。
それはゴールから逆算した、課題となる指標を1つずつ改善していくこと。
まずは1つ。まずは1つに絞りましょう。
Twitterならまずはツイート数を増やしましょう。
ブログならまずは記事数を増やしましょう。
ずっと1つの指標を追い続ける必要はありません。
しかし最初から複数の指標を追い続ける必要もありません。
初心者の僕たちは1つに絞って結果を狙いましょう。
はたらくラッパーMUKAIも、チューニングを図りながら次のステップを狙っていきます。
それではまた!