【伝説の初代】フリースタイルダンジョンモンスターおすすめ曲
どうも「はたらくラッパー」MUKAIです。
僕は日々音楽や仕事についてブログを通して発信しています。
さて、数年前から始まったMCバトル界の超人気番組「フリースタイルダンジョン」
今日はこちらの初代モンスターのおすすめ楽曲を紹介したいと思います!
「最近フリースタイルダンジョン見始めたけど、昔は誰が出てたの?」
「バトル動画はよく見るけど楽曲はあんまり聴いたことがない」
といった方に向けて、ハマりやすい曲を紹介します!
フリースタイルダンジョンとは?
簡単におさらいです。
フリースタイルダンジョンは2015年からテレビ朝日で放送開始したMCバトルの番組です。
チャレンジャーのMCが5人のモンスターを倒すと賞金100万円をもらえるというシステムで、これまで過去3度達成者が出ています。
(晋平太・Lick-g・MCニガリ)
モンスターは時期によって代わっていて2019年11月現在は3代目モンスターが活躍しています。
今回は初代モンスターをピックアップ
今回の記事ではいまだに人気も根強い初代モンスターのおすすめ楽曲を紹介していきます!
それではどうぞ!
T-PABLOW
まずはゴールデンルーキーのT-PABLOW
番組では「狂気のブラックエンペラー」のキャッチフレーズが付いています。
若手MCの中でも圧倒的な人気があり、地元川崎の仲間で結成されている「BAD HOP」は武道館ライブを実施するほどの人気ぶり。
フリースタイルダンジョンの成長は彼の成長の記録であったと言えるほどこの番組を盛り上げたラッパーです。
ちなみにMUKAIは同い年なのでとても親近感が湧いております。
そんなT-PABLOWの代表曲といえばこちら
Life Style
弟のYZEERとの曲となります。
これは番組の入場曲にも使われていて聴いたことがある人も多いでしょう。
楽曲もMVも超クールです。
彼らの生き様が現れた曲です。
WHO ARE U ? 2018 feat. TOKONA-X, 紅桜 & T-PABLOW
T-PABLOWがバトルでよく名前を出す「TOKONA-X」
彼は名古屋の伝説のラッパーで、数多くのMCに大きな影響を与え続けています。
簡単に言うと、名古屋弁で超やばい曲を生み続けたギャングスタですね。
「知らざあ言って聞かせやshow」が有名ですね。
そんなTOKONA-Xの代表曲の「WHO ARE U?」をリミックスしたのがこの曲で、T-PABLOWは憧れのラッパーと時代を超えて共演したことになります。
彼が憧れたラッパーの曲に参加したと言う事実が素晴らしく、選びました。
パクったカップ麺から今ではロブスター
T-PABLOW節全開の一節がたまりませんね。
"I Feel Like Goku" - feat. T-Pablow, Vingo & G-k.i.d
こちらはBAD HOPの「Bobb Life」に収録されている曲のライブ映像になります。
多分ドラゴンボール世代とは少しずれていますが、こういう題材でかっこいい曲を作るセンスが本当にすごいと思います。
「おしゃれな道着に袖を通す」って言っちゃうぐらい、彼らは悟空よりもイカした存在です。
サイプレス上野
「サイプレス上野とロベルト吉野」という1MC&1DJスタイルで活動している横浜のサイプレス上野
キャッチフレーズは「プリンス・オブ・ヨコハマ」
対話型のMCでアンサー力が非常にあるまさに即興タイプのバトルスタイルです。
そんなサイプレス上野のおすすめ楽曲はこちら!
PRINCE OF YOKOHAMA
入場曲にもなっているこちらの「PRINCE OF YOKOHAMA」
これほどモンスターの入場にふさわしい曲はないでしょう。大好きです。
神奈川は凄腕のラッパーがとても多い(オジロザウルスやICE BAHNなど)中、「プリンス・オブ・ヨコハマ」と言い切ってしまうところがサイプレス上野らしくかっこいいです。
一緒に歌いたくなる名曲。
ヨコハマシカ
上でも紹介しました横浜の先輩MC「オジロザウルス」のMACCHOとの一曲。
オジロザウルスは「ハマの怪物」と呼ばれている驚異的なパフォーマンスの1MC&1DJスタイルのアーティストです。
そんな同郷のラッパー同士が作った地元を歌ったのが「ヨコハマシカ」
哀愁感のあるトラックに対して、メロディアスに乗っかるサイプレス上野とパワフルにラップするMACCHO
正直このラップの仕方は尋常じゃないかっこよさです。必聴。
DOOR(AKI-KICK RIMIX)
3曲目はアルバム「TIC TAC」に収録されている「DOOR」
これはYouTubeなどには上がっていませんが、個人的に大好きな曲なのでピックアップしました。
サビの陽気なハミングと、バース中のサイプレス上野の軽快なラップがとてもマッチしたキャッチーな曲調がとても印象的です。
特に最後にハミングと被せて歌うところが好きです。
ぜひこれは聴いてほしいです!
漢 aka GAMI
お次は「ミスターフルボッッコ」のMC漢
ラスボスの般若とは同世代ですが、多くのMCバトルにも参戦していてシーンに影響を与え続けるベテランMCの一人です。
ほとんどのラッパーが脚韻(小説の末尾で韻を踏む)スタイルなのに対して漢は頭韻(小説の頭で韻を踏む)スタイルを採っています。
これが他のラッパーとの一番の差で、新鮮な韻をリズミカルに踏んでいくという特徴があります。
漢も対話型のMCなのでバトルでは即興性があり見応えがあります。
業界やファンからの人気も高くバトルに出るたび「漢さん!」と叫ばれています。
見た目は怖いけどファンからは愛されキャラという唯一無二の存在
my money long
登場曲にもなっていたこちらの曲。
まずはここから聞くのがいいでしょう。
シーンの闇を歌うまさに「アングラ」感があるのが漢さんのHIPHOPの醍醐味
MVも面白いのが漢さんのポイントですね。
何食わぬ顔してるならず者
ビートもラップも最高の漢さんの名曲
まずタイトルがかっこよすぎます。
頭からケツまでパンチラインすぎます。
冒頭の
俺の身勝手なリスナーやファンたちはナンセンスなファンタジーじゃ半勃ちもしねえ
から喰らいました。
味方よりも敵が多いリアルなB-BOY
もアンダーグラウンドを生き抜く漢さんだからこその名パンチラインです。
紫煙 feat.MAKI the MAGIC
最後はMAKI the MAGICとの一曲。
MAKI the MAGICはキエルマキュウというファンキーなグループの一員で、リズム感に特徴のある非常に記憶に残りやすいラップスタイルをしています。
そしてこれも「何食わぬ顔してるならず者」に通ずるのですがとにかくトラックがかっこいい。
(結構いろんなバトルでも使われていますね)
そこに乗っかる漢さんのタイトなラップと、MAKI the MAGICのまさに変化球的なラップが最高に映えます。
本当に聴いてほしい一曲です。
シャブがなくても覚醒出来る俺のマイク捌き
瞳孔開くほどの衝撃 革命起こす拡声器
・・・惚れるほどかっこいい。
こちらの曲が収録されている「導~みちしるべ~」というアルバムは本当に名盤なのでぜひチェックしてみてください。
DOTAMA
番組の途中からモンスターに加入した栃木出身の「DOTAMA」
R-指定の公式ライバル的なキャラで「ディスの極みメガネ」のキャッチフレーズがつけられています。
まさにバトルスタイルはディスの嵐。
相手の揚げ足を取りながら早口で攻め立てるという、非常にバトル感のある戦い方をしています。
昔はあまり韻を踏まない印象でしたが、どんどんと成長を遂げいまではユニークな韻を踏みながら相手をディスるという凄腕のMCです。
バトルではUMBで悲願の優勝を果たしていて、最近では音源活動がほとんどです。
音楽ワルキューレ2
DOTAMAの代表曲「音楽ワルキューレ」シリーズですが、僕は2が一番好きなので取り上げました。
業界全体についてうたるこの「音楽ワルキューレ」はあまり周りのアーティストが歌わない切り口でまさにDOTAMA感がある曲となっています。
曲では結構メロディアスなところもあり、バトルとのギャップも大きいかもしれませんね。
本音 feat.般若
こちらは般若が参加した一曲。
お互い普段から世間に思っていることをぶちまけまくる「本音」の曲。
(本音というかふざけている??)
曲もMVが特徴的なので好き嫌いが分かれるかもしれません。
イオンモール
こちらは公式MVはないのですが、MUKAIのおすすめ曲。
なかなかイオンモールについて歌った曲ってありませんよね。
全国の地方都市や田舎に君臨するイオンモール。
そんなイオンモールについて歌った哀愁溢れる名曲です。
これまでの曲とは打って変わった曲調なので「DOTAMAはちょっと合わないかも」と思う人にも一度聴いてみてほしいです。
正直僕はこの曲と出会ってDOTAMAが好きになりました。
CHICO CARLITO
DOTAMAと同じく番組途中から参戦したチコカリート
キャッチフレーズは「島人MC」
沖縄をレペゼンする小さな巨人です。
バトルでは歌いありタイトなラップありの変幻自在のスタイルでファンを魅了します。
バトルはすでに引退しているのでなかなか新たなバトルを見る機会はありませんが、彼の一番の魅力が楽曲にあります。
モンスターの中で一番楽曲のスキルが高いのではと思うぐらい素晴らしいMCです。
C.H.I.C.O
こちらは登場曲にもなっているので聴いたことがある人が多いでしょう。
まさにCHICO CARLITOの自己紹介的な代表曲
特徴的なトラックとチコカリートの独特な声が非常にマッチしています。
「ザ・ラップ」といった感じでとても聴きやすい曲です。
memory trigger
ここからどんどんメロディアスな部分が増えていきますよ。
唾奇とコラボした非常にノスタルジックな一曲
サビはチコカリートが歌っているのですが、これがとてもいい味が出ています。
歌ってもよし、ラップしてもよし、のまさにチコカリートの特徴が色濃く出た曲。
唾奇も超かっこいいので要チェック
Close
こちらもmemory triggerと同じくとてもノスタルジックな名曲
パーティーの終わりを歌った、哀愁と力強さに溢れた一曲です。
MVはクラブの映像を中心に構成されていて、崇勲やTK da黒ぶちも登場しています。
こういう「終わりと始まり」感がある曲が大好きです。
曲の終盤にライブ音源が挟まるところがとてもいいです。
R-指定
最後は2代目ラスボスにも選ばれた(引退してもなお)MCバトル界最強のMC「R-指定」
バトルスタイルはまさに王者
対話も重視しながら、パンチラインも打ちまくる。
歌うようにフローすることもあればバイブス満タンで相手を叩きのめすことも。
これほど観客をワクワクさせてくれるMCは存在しないでしょう。
DJ松永との「Creepy Nuts」は破竹の勢いで人気が出ており、今のHIPHOPシーンの話題の中心となっているのがR-指定
トレンチコートマフィア
初期の登場曲になっているのが「トレンチコートマフィア」
まさに彼らのルーツであるルサンチマン(平たくいうと劣等感)と決意が現れています。
その上でとてもキャッチーな曲に仕上げているのがCreepy Nutsの素晴らしいところです。
刹那
R-指定をバトルから見始めた人にはぜひ聴いてほしいです。
UMBという1年に1度最強のMCバトルの大会で3連覇を果たすという偉業を成し遂げた男が、バトルに対してどういう気持ちで挑んでいたのかが伝わってくる、まさにバトルのテーマソング。
表に立つものであればきっと共感できる、緊張感や力強さに溢れた曲です。
使えない奴ら
「トレンチコートマフィア」「刹那」と力強い曲が続いたので最後はゆったり聴ける「使えない奴ら」
こちらはR-指定のソロ名義で出されたアルバムに収録されています。
自分たちを「使えない奴ら」と称し、内面のダメな部分を表現しています。
「イケてない」学生生活を送った人ほど共感できると思います。
MUKAIはこの曲でR-指定がとても身近な存在に感じよりファンになりました。
弱い部分も表現できるのが音楽のいいところだと思うのですが、その良さが分かる曲です。
特にサビが大好きなので、聴いたことがない人はぜひ一度聴いてみてください。
R-指定が活動している「Creepy Nuts」については別の記事でも紹介しているのでぜひそちらもチェックしてみてください!
以上がフリースタイルダンジョン初代モンスターのおすすめ楽曲の紹介でした!
まだまだいっぱい素晴らしい曲があるのでぜひ皆さんチェックしてみてください!
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